沖縄のラーメン屋さん探訪記2010

お店の中にはお客が1人いたが、カウンター奥の席、入口近くの座敷席などラーメンどんぶりなどが片づけられておらず散乱していた。 従業員は若い男女2人で営業中だ。カウンター席の空いている席に座り、メニューを見た。いつもならカウンターの上に「にぼ昇らぁめん」の案内があるのだが、今日は置いていない。「にぼ昇」は諦めて「豚骨魚介らぁめん」650円を注文した。待っている間店員の動きを見ていると目の前で頭を並べて作業しているのだが、兎に角、私語が多い。あまり気にならない方なのだが、テーブル席の片付けや、私の横の席のスープの残ったドンブリの片づけなど最優先でやらなきゃいけない仕事が山程あるのに、だべっている場合では無いと感じた。従業員同士のコミュニケーションを取るのも良いが、やはり接客業なのだから、客席の方に常に注意を払って営業しないとお客が離れるんじゃないかと心配になる。結局客席を片づけたのは、アベックの客が入ってきて座敷席に座ろうとして散らかっているテーブルの上を見て躊躇しているのを見て、やっと女性の店員が片づけ始めた。私の横のドンブリは暫く放置状態が続き、結局5分後ラーメンが運ばれてきた後に片付けられた(笑)


出てきたラーメンからは豚骨の甘い香りが漂っている。麺を啜ると確かに魚介系の風味が口の中で広がるスープだ。インパクトのある豚骨醤油と魚介を旨く組み合わせたスープで豚骨風味8割、魚介風味2割ぐらいに感じるバランスである（厭くまで個人的な味覚です）。具にはキクラゲ、ホウレン草、チャーシュー、ナルト、海苔とシンプルながら美味しそうな視覚的色彩が施されており、食欲をそそる。麺はかなりの縮れ太麺で以前からここまで太かったか記憶が曖昧だがスープに絡んでとても美味しい。麺を啜り、具を食べていくとかなりの満足感で充たされる。

麺も具も食べ尽くし、スープをレンゲで飲み干していった。ちょっとだけレンゲで掬えずスープが残ってしまったが、完食です。

ご馳走様でした。ラーメンは美味しいのに、ちょと残念な気持ちのままお店を後にした。

＊「にぼ昇らぁめん」は3月一杯お休みだそうです。4月から復活とのことです。

営業 11:00-23:00
休み なし（以前は火曜日）
住所 沖縄県浦添市仲間1-5-3

【満足度】　★★★★★★★★☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★☆☆
【スープ 】　★★★★★★★★☆☆