沖縄のラーメン屋さん探訪記2010

お店の中は近くのサラリーマンやＯＬでごった返していた。テーブル席は満席で、一人掛けのカウンター席は1人座っているだけで余裕はあったので厨房に向かって左端の席に座ることにした。早速メニューを見ると2年前とはかなり違う。以前より取り扱うメニューの数が絞られ、メインは「陳麻飯」と「坦々麺」の2本柱に色々とアラカルトがある感じになっている。お客にしてみればかなり選びやすくなった気がする。因みに「陳麻飯」は並580円/大680円/半350円/ミニ230円、「坦々麺」は並680円/大780円/半450円が、それぞれ選べる。他には「ミルフィーユとんかつ陳麻飯」700円があり、後は「陳麻飯」「坦々麺」「ミルフィーユとんかつ」の組み合わせのセットが用意されいる。また「ハーフセット」には「陳麻飯」「そぼろ飯」のハーフと「坦々麺」「醤油」「塩」のハーフラーメンのいずれかを選べるセットとなっている。「醤油」「塩」のラーメンは普通サイズの単品では用意されていなので、セットでの注文以外では食べることは出来ない。暫くメニューを眺めていて、やはり「坦々麺」を注文した。店員にライスはあるのか聞くと小・中・大とあるというので小ライスを付けてもらった。ラーメンは1～2分で出来あがって来た。


以前こちらに来た時には「酸辣湯麺（スーラータンメン）」を食べたのだが、それを境にこちらへの訪問を控えるようになってしまった経緯がある(笑)やはり、お店の看板商品を素直に食べるべきだと思い知らされた。今回はその看板商品「坦々麺」を初めて食べてみることになった。見た目は胡麻ダレ風味の坦々麺である。麺は細麺で中華街などで良く使われる乾麺だと思う。この麺の特徴は茹であがりに1分とかからず注文から出来あがりまでのオペレーションの時間が短縮できるメリットがある。更に細麺ながら途中でブチブチ切れることもなくしっかりとした麺で歯応えもある。麺を味わうというよりもスープや具に特徴のある「坦々麺」のようなラーメンでは、細麺ゆえに絡みが良く、その特徴を生かせる麺だと思う。麺を啜ると胡麻ダレの風味と味が口いっぱいに広がる。バランスの悪い坦々麺にありがちな辛さだけ先行した尖がった味ではなく胡麻ダレの風味と味をベースに辛味が後から襲ってくる感じの「坦々麺」である。お酢の効果もちょうど良い感じだ。サイドで頼んだライスとの相性もいい。食が進む。チェーン店ながら沖縄で出会った胡麻ダレ坦々麺の中では自分の好みの上位ランクに入る一品である。

麺と具とライスも食べ尽くし、スープを残すのみとなった。スープは結構辛目である。「塩、酸、辣、甜、麻、苦、香。四川七味のすべてが投入された担々麺」と謳っているだけあって、複雑な辛味がスープに溶け込んでいる感じである。レンゲで掬いながらスープを飲み干しとして行くと更にライスが欲しくなったが、流石にこの時点ではもう注文できなかったｗ最後少しスープを残してしまったが満足して食事終了です。

ご馳走様でしたm(__)m

以前は夜もやっていたのでだが、今は効率を考えて昼のみとなってしまっている。昼の部でメニューを絞って無駄を省き成功しているように感じた。また行こうと思う・・・

営業 11:00～15：00
休み 日・祝
住所 沖縄県那覇市泉崎1-8-21

【満足度】　★★★★★★★★☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★☆☆
【スープ 】　★★★★★★★★☆☆