沖縄のラーメン屋さん探訪記2010

お店に入ると2人組が食券機の前でどれを食べるか迷っていた。千円を入れて迷い、ラーメンの550円のボタンを押して残り450円・・・また続けて買おうとして不足に気が付き返金・・・また千円を入れて550円のボタンを押した。そして考え込んで返金し・・・終了かと思ったら、またお金を入れて迷った末に、トッピングのボタンを押した。この間3～4分ぐらい後ろでじっと待っていたのだが、この2人余程機械に弱いんだろうなぁ～と思った。

沖縄には電車が走っていない。モノレールに乗る人も一部の限られた人で、切符を買うことに慣れていないことも、こうゆうことにつながるのかなぁ～とくだらないことを考えてしまった。やっと食券機が空いて千円投入、550円の「ラーメン」のボタンと100円の「のり増し」のボタンを押して返金し席に着こうとすると、前の2人は今度はどこに座ろうか迷っている。どれだけ優柔不断なのか・・・呆れて先に厨房の近くに座ってしまった。君たちには鳩山総理を非難する権利は無いぞ・・・(笑)と思いながら食券を店長に渡した。

すると、店長が「sabuさん、今年もよろしくお願いします」と頭を下げる・・・ん？？？？と思い苦笑いを浮かべなら「今微妙な名前を言ったね・・・何で名前知ってるの？」と言うと笑顔で「有名ですから」との返事ｗやばいと思った・・・お店に名前を知られるのは構わないのだが、このお店で名前を言ったことが無い。従って、ブログを見て名前を知っているわけで、第3者として正直なラーメンの感想を書き辛くなるなぁ～と思ったが、お店の人が気分を害するような記事は書いているつもりは無いので、まぁいいかとラーメンが出来上がって来るのを待った。ラーメンは5分ほどで出来上がってきた。


出来上がったラーメンには大量の海苔が見事に盛られている。おやっ？っと思ったのがネギで思わず「ネギが違うね。変えたの？」と聞くと、良いネギが手に入ったので・・・とのことだった。麺は堅めの細縮れ麺。麺を啜ると濃厚なスープが絡み美味しいと思う。この濃厚なスープは基本的には武蔵家と同じ元スープがベースになっていると思う。

今日は夜ということもあって、豆板醤とプラスニンニクを投入した。少しずつスープに溶かしながら麺を啜ると濃厚なスープが塩梅良く食が進む。海苔に麺を包み、口へ運ぶ。麺の量がそれほど多くないので、それだけで殆どの麺は消えてしまった。あっという間に麺と具は無くなった。以前と違うネギも抵抗なく食べられる。このネギは風味が強く濃厚な豚骨のスープを緩和する感じであっていると思った。


残ったスープをレンゲで飲み尽くし完食した。
ご馳走様でしたm(__)m

ここで去年一時休業となった本店の「武蔵家」について色々な話しをした。全部が正確な情報とは限らないが、今南城市の有名なテンプラ屋の近くで再開の準備に入っているとのこと。しかし、以前のラーメンとはコンセプトを変えて出すラーメンは、以前の「家系」のラーメンではないということだった。以前「武蔵家」で出していた「家系」のラーメンは波之上にある「波蔵」で出す準備を始めていると聞いた。どうなるかｗからないが、沖縄のラーメン屋事情がまた変わっていくのだと改めて感じる情報だった。話題の多い「武蔵家」グループ、閉店の話題が多い中、これからも沖縄のラーメンファンに話題を与え続けて頂くことを願うばかりである。

営業 11:00-20:00（２２：00まで営業延長も考えているようです）
休み 月
住所 沖縄県那覇市松尾2-10-20


【満足度】　★★★★★★★★☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★☆☆
【スープ 】　★★★★★★★★☆☆