ラーメン道 北海洞3(閉店)

sabu.

2010年02月02日 15:32

2010年01月30日(土)
昨年5月に出来たラーメン屋さんで、なにやらオーナーが亡くなったとのご家族から連絡があったお店である。このブログに次のようなコメントが入ってきた・・・「10月3日、弟が亡くなりました。このラーメン店 北海洞のオーナーでした。弟は北海道生まれでしたので北海道のラーメンを沖縄の方々にも食べていただきたかったのだと思います。これからもどうぞ御ひいきにお願いいたします。Posted by ma-chann at 2009年11月08日 21:16」
遅ればせながら、このお店昨年6月以来行っていなかったので久し振りに訪問することにした。近くのコインパーキングに車を停めてお店に向かった。

以前の記事はコチラ→ラーメン道 北海洞1/ラーメン道 北海洞2

(26杯目)
お店の中に入るとお客はいなかった。「いらっしゃいませ」の元気な声がお店に響き渡った。入口すぐ右側にある食券機の前で立ち止まり、どれを食べてみるかちょっと迷ったが、「コーンバターみそラーメン」850円のちょっとた高めのボタンを押した。それから、お店の中央にある2人掛けのテーブルに座り女性店員に食券を渡した。

席の横にメニューが張ってあった。「沖縄初スープのない温かいラーメン「和えそば」とある。???「和えそば」は記憶の限り過去に2~3店の沖縄のラーメン屋さんで見たことがある。今は亡き「とんこつ じゃん」と「たつぞう」(関連店「たっちゃんラーメン」)である。「じゃん」は確か「びびめん」という名前で出していたが、「たつぞう」は今でも健在で「まぜそば」で出している。こうゆう表示を見ると沖縄のラーメン文化の現状を知らないのかなぁ~と悲しくなる。ラーメンは出来あがってくるのに10分近くかかった。札幌ラーメンの麺は太めで、加水率の高い麺が多いので多少時間がかかるの仕方ないかと覚悟決めて待っていたが10分は掛かり過ぎのような気がした。お客は私一人であるw


ランチではラーメンを注文するとライスと餃子が付いてくる。私はラーメンだげで十分だったのだが、当然のようにライスと餃子が付いてきてしまった。食券を渡す時に聞かなかったので、土曜日はランチサービスやっていないのかと思い込んでいた・・・聞いてくれれば良いのにな・・・と思ったが「時既に遅し」である。仕方なく(笑)ラーメンと餃子とライスを食べ始めた。、「コーンバターみそラーメン」には当然コーンとバターがトッピングされている。他に具には半熟玉子とチャーシューと海苔、メンマ、ネギ、モヤシが載っている。札幌ラーメンの具としては少ない感じは否めない。麺は西山製麺だという噂さだ。太めの縮れ麺で歯応え良く美味しいと思う。しかしスープは・・・表情がない・・・味噌ダレも弱く、元スープも弱々しさを感じる。全体にまとまってはいるが、後を引くようなインパクトがないラーメンだ。更にスープを飲んでみるとごげ臭さを微妙に感じた。これは、札幌ラーメン独特の作り方スープとタレを別鍋で合わせてモヤシや野菜類と一緒に合わせて炒めるのだが、その時のフライパンの焦げ臭さがうつったものだと感じた。もう少し気を使った方がいいかもしれないなぁと思った。

ついてきた餃子を食べると熱々で火傷しそうになった。中からジュワっと肉汁が溢れ結構いける。餃子を食べてライスも食べてみたがこちらも美味しいごはんである。ラーメンより餃子とビールで晩酌する方が満足感が得られる気がした。ラーメンは、食べている内にバターが溶け出し、スープを円やかな味に変えていき、食欲が増す。コーンはレンゲで食べるのはスープが邪魔して非常に食べずらいし、箸で食べるのは神業に等しい。コーン入りを注文すると「ラーメンさんぱち」で必ず付いてくる「穴あきレンゲ」が欲しいところだ。

麺と具をあっという間に食べ尽くしたが、具も麺の量も少なく感じたが、餃子とライスも食べたので満腹感が襲ってきた。ドンブリの中にはバターで黄色く染まったスープとそこにコーンが残っていたが、ここでギブアップした。

ご馳走様でしたm(__)m


営業 11:30~翌3:00
休み なし
住所 那覇市松山1-9-2

【満足度】 ★★☆☆☆☆
【 麺  】 ★★☆☆
【スープ 】 ★★★★☆☆
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