麺や 偶 guu9

sabu.

2010年06月09日 11:57

2010年05月26日(水)
「麺や 偶」は昨年8月にオープンしたお店で
沖縄で出会ったラーメンの中で一番衝撃を受けたお店である
当時食べた瞬間に電気が体を駆け抜けた(笑)
しかし開店以降味を変え具の工夫を繰り返しラーメンのマイナーチェンジをしてきた
今年になって1月以来の訪問となる
現在はどうなっているのか楽しみな訪問である
お店の前で店主が表で水打ちをやっていて会釈して出迎えてくれた
店主は東京神泉にある有名店「麺の坊 砦」で修業後沖縄で開業している

以前の記事はコチラ→麺や 偶 guu1/麺や 偶 guu2/麺や 偶 guu3/麺や 偶 guu4/麺や 偶 guu5/麺や 偶 guu6/麺や 偶 guu7/麺や 偶 guu8

(80店110杯目)


基本メニューは変化なし
「偶ラーメン」750円と沖縄では高めの値段設定である
更に「肉増しラーメン」950円は東京のラーメン価格である
元々ラーメンを食べる時に価格を気にしたことはなかったが
沖縄に来てから周りで値段のことを言う人が多く私自身もいつの間にか感化され
値段を気にするようになってしまった(笑)
しかし沖縄で商売をする以上値段設定は重要な要素であると思う

またこちらもご多分に漏れずつけ麺を始めたらしい
「梅しょうゆもりそば」780円で1日限定30杯で出しているらしい
つけ麺にあまり興味がない私は「偶ラーメン」750円を注文した

因みに最後に紹介するが通常営業後「偶夜間飛行」と称して
とんこつラーメンを出して二毛作営業をしている
その宣伝が ~夜限定「太い。濃い。」無骨な漢(おとこ)1杯~ である



ラーメンの入っているドンブリは明らかに
東京の有名店「二代目けいすけ」のドンブリを模倣している
その目的もラーメンのスープの香りを逃がさないことで
「二代目けいすけ」と同じ目的がメニューに書かれている


ラーメンは見た目開店当初と盛り付け方がずいぶんと変わった
青菜は当時青梗菜1枚を載せていたが今は短く切られたものが
粗ミジンの玉葱の下に隠すような盛り付けになっている
糸唐辛子も以前は長めのものが3~4本ふわっと載せられていたが
今回のは短めの糸唐辛子が多めに載っている


チャーシューも試行錯誤を繰り返し来る度に変わっていたが
片面炙ったチャーシューで脂身の多いものに定着したようだ


麺は軽めの低加水の麺である中細縮れ麺でスープに良く絡む
麺を啜って見ると昨年感じた衝撃は今はそこに無かった
慣れもあることは否定しないがスープそのものが
濃いめの醤油に変わってしまったのが原因だと思う
以前のスープは旨みが先行してくる感じだったが試行錯誤の結果
醤油の味を強めに感じる味にしてしまったのかもしれない
確かに開店当初私は美味しいと感じたが
スープが薄いと平然と言うひともいたので詰る所
お客全員の満足を得られる味は作れないので
お客の意見を聞き過ぎるのは元も子も無くしかねない


残念で仕方ないのがレンゲでスープを飲むと旨みよりも
醤油が前面に出た雑味を感じてしまうことである
美味しくはあるがクセになる味では無くなってしまったと感じる
人それぞれでこちらの方が美味しいと言う人もいるだろうが
私には以前のような味わい深い旨み成分が爆発するようなスープを
もう一度味わいたい

スープは初めて残してしまったがご馳走様でしたm(__)m

最後になったが「麺やguu 夜間飛行」が
通常営業終了後22:00~26:00まで営業している
従業員に任せ店主は出ていないとのこと
出しているラーメンは修業先の「麺の坊 砦」の
とんこつラーメンかと思い聞いてみたが
あのラーメンとは違うとのこと
修業先のラーメンは最後の切り札に取ってあると
冗談めかしに教えてくれた(笑)
因みに「麺やguu 夜間飛行」は
火・水は休みなので気をつけよう!

営業 11:30~22:00(以前は21:00だったが延長したようだ)
休み なし
住所 浦添市宮城4-12-6-101

【満足度】 ★★★★★★★★☆
【 麺  】 ★★★★★★★☆
【スープ 】 ★★★★★★★☆

 
関連記事