風風ラーメン 与那原店

sabu.

2010年01月16日 20:38

2010年01月14日(木)
今日は帰り高速に乗り南風原北で降り、与那原方面に向かった。途中で渋滞しのろのろと走っているとまず「どかめん」が左手に現れた。ここは、量が半端じゃないと聞いており、どうしても入る気にはなれないお店である。更に進んで行くとパチンコ屋の先に登り龍の壁画の「風風ラーメン」が現れた。夕方7時近くになっていたので、夕食をここで摂ることにした。「風風ラーメン」は15年程前に銀座出店したことがある。その時にフラフラと入って二度と行かないだろうと思っていた全国チェーン店だ。ここ沖縄にも4店舗「うるま店」「具志川店」「名護店」「与那原店」がある。
パチンコ屋とラーメン屋の間の道を入り裏手の駐車場に車を停めてお店に入って行った。

(8杯目)
お店の中はテーブル席に1組、カウンター席に1人お客がいるだけだった。お店の名はかなり広いので、ガラーンとした印象を受けた。お店の従業員の掛け声は元気がよくて「いらっしゃーい!」の声がフロアーに響き渡る。カウンターに座りメニューを見た。取り合えずこのお店の基本で15年前に食べたことのある「とんこつラーメン」を注文することにした。味は覚えていないがまた同じ感想かラーメンが出て来るのを待った。威勢の良い掛け声が厨房から聞こえてきた。「スープ入ります!」「麺入ります!」そして3~4分してラーメンがカウンター越しに渡された。


出来上がったラーメンはドンブリ淵が熱いドンブリに入った白濁した豚骨ラーメンである。具にはチャーシューと青ネギと海苔が載っている。至ってシンプルだ。麺を箸で摘まむとちょっと柔らかめで麺のコシが無い感じ麺、それを啜るとやわ麺が好きな私でも、ちょっと柔らかすぎると感じた。それを啜ると「?!」何か予想していなかった味が口の中で広がった・・・何だろう???この味は・・・豚骨系のスープの中に何か違和感を感じる味があるw 化調系か・・・特出した尖がった味を感じる。私は化調を否定する人間ではない。美味しければあらゆる調味料を使ってラーメンを提供して欲しいと思う。沖縄の有名店でも化調は使われてきたのを知っているし、東京の有名店でも未だに使っているのを知っている。しかし、このスープは化調だけが何故か浮いていると感じた。もう少し親和性を考えた方が良いような気がする。

麺を啜る度に何か曲がった味を感じながら、食べ進めているうちにトッピングサービスに気がついたw 中央テーブルに用意されたトッピングの中から辛子高菜をチョイスw辛子高菜でこのスープを調整してみることにした。されでも麺を啜ると何か未だ違和感を感じる。

そこで目の前に置かれた調味料群の中の「赤味噌」に手を伸ばした。これは「暖暮」や「康竜」で載せられている辛味噌と同じ味がする。これを入れると劇的に味が変化すような気がした。食べて見ると原型の味が分からなくなる程は変化しなかった。

何とか完食しようと頑張ったが途中で飽きてしまって、残念ながらスープを残してしまった。このラーメン15年前よりは進化している思うのだが、沖縄のラーメン文化もっと進化しているということを再確認させるラーメンだった気がする。普通にとんこつラーメンを食べようということで食べる分には良いのか知れないが、拘りを持って美味しいラーメンを求めている人には不向きだと感じた。不味くはないが特別美味しくもないというのが感想です。

ご馳走様でしたm(__)m

営業 11:30~1:00
休み なし
住所 沖縄県島尻郡与那原町上与那原424-1

【満足度】 ★★★★☆☆☆☆
【 麺  】 ★★★★☆☆☆☆
【スープ】 ★★★★☆☆☆☆☆
関連記事