沖縄のラーメン屋さん探訪記2010

以前行った時のお店の写真と比べるとはっきりとわかるが、お店の上にあった「麺屋　天」の文字が無くなり、手前の「東京世田谷なかむら屋分店　麺屋 天」の垂れ幕が「黒豚食堂」に変わっている。また麺屋 天Ｐ50Ｍ←」の看板もなくなり「Ｐ←50Ｍ先」に代えられており、その横にメニューが貼ってある。メニューの真ん中には「黒豚屋.com」というロゴが書いてある。しかし、入り口の「麺〇屋」のえんじ色の暖簾だけは以前と同じで、その暖簾をくぐりお店の中に入って行った。

お店の中に入ったのは夕方7時前、お客は1人もいなかった。入っていくと店員は1人だけだったが「いらっしゃい！」の意気の良い掛け声が響いた。カウンター席に座ると以前とは全然違うメニューが目の前に置いてあった。店員がお冷を持ってきたので、お店の名前を変えたのか聞いてみると、メニューも変えましたとの返事だった。経営母体は同じで名称、コンセプト変更をしたらしい。メニューを見ると以前あった「鶏塩」「鶏醤油」らーめんが無くなって「黒豚」を売りにしたお店になったようだ。ラーメンは「黒豚醤油らぁ麺」480円、「黒豚みそらぁ麺」680円、「黒豚たんたん麺」680円、「激旨つけ麺」580円のラインナップだ。更に、黒豚とかつおの「あっさりそーきそば」600円と「黒豚カツ飯」600円が続く。その他小ドンブリで「ねぎチャーシュー丼」180円、「ねぎメンマ丼」250円、「味玉チャーシュー丼」280円が用意されている。迷ったが、「黒豚醤油らぁ麺」480円を注文した。麺は太麺か細麺か聞いてきたので太麺でお願いした。
ラーメンは3~4分で出来上がってきた。


「黒豚醤油らぁ麺」は、以前食べたことのある「豚骨しょうゆらぁめん」と見た目は同じで、店員に聞いてみるとやはり同じとのことだった。麺を啜ると基本的には同じの麺のようだが、茹で加減ではなく、少し食感が堅めでスープとの絡みが悪くなっているような気がした。何か配合を変えたのかもしれないが十分に美味しい麺ではある。スープの変化は無いと思う。旨みを十分に含んだスープで、麺を啜るとそのエキスが口の中で広がる。スープの表情は豚骨だが豚骨だけでは得られないイノシン酸とグルタミン酸のバランスが良く味に尖がりがなくとても円やかで食が進む。紛れもない「麺屋　天」のラーメンだｗ麺を食べ進めあっという間に麺と具は食べ尽くした。

残ったスープもレンゲで掬い飲み進め抵抗なく完食した。具は相変わらずシンプルでチャーシューとワカメと海苔とネギのみであったが、まあ480円と言う値段を考えると十分なラーメンであった。具に不満のある場合は、トッピングをするか、「味噌」か「たんたん麺」680円を注文すればたぶん具が200円分載ってくるのだろう・・・

取り合えずご馳走様でしたm(__)m

泊方面に新店「黒豚.com」が出来たらしいが、おそらくこちらと同じメニューなのだろう・・・
営業 11:00～22:00
休み なし
住所 沖縄県浦添市内間5-4-6

【満足度】　★★★★★★★☆☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★☆☆
【スープ 】　★★★★★★★★☆☆