沖縄のラーメン屋さん探訪記2010

お店に入ると入り口の座敷席に4名ほどお客が居て、見ると見慣れぬ醤油系ラーメンを2人が食べているｗこれが、たぶん「にぼ昇」か・・・と思いながらカウンター席座った。カウンター上に「にぼ昇らぁめん650円」のショウカードが置いてあり、店員がお冷を持ってきたので、それを指さし注文した。今日は店主も健在で厨房で忙しく働いている。煮干しのラーメンは店主が居ないと出来ないのかもしれない。「にぼ昇らぁめん」は3~4分程度で出来上がってきた。


店員さんが運んできたラーメンを見ると、「武蔵家」系統のらーめんとは、およそかけ離れた透明感の広がる醤油スープのラーメンが目に飛び込んできた。具にはチャーシュー、海苔、ホウレン草、そしてど真ん中にナルトが載っている。シンプルな構成で食欲をそそる彩りである。麺はとんこつ系とは違って中細のやや縮れた加水率の低めの麺である。その硬めの麺を啜るとすっきりとした醤油のスープの中に煮干しの香りと味を程好く感じる。これは美味いと感じた。沖縄で他には思い浮かばないほど洗練された煮干しをベースにした荻窪らーめん系に近いラーメンだ。一時期行列が出来て話題になった「 まるたラーメン 」とは一線を画す完成度が高いラーメンである。麺を啜り食べ続けていくと箸が止まらない。麺も具もほぼ食べ尽くした後に気付いたのだが、普通はもっと入るべきなのに入っていないものに気付いた。ネギｗである。入っているのだが、たぶんドンブリにタレを入れて段階で少量入れてスープをすすぎ麺を入れてその存在感を薄れさせている。ホウレン草の代わりに輪切りネギをもう少し入れると・・個人的には風味が増すと思うのだが・・・何故ホウレン草なのか、その根拠がよく分からなかった。

などと思いながらも、大満足で具も麺も完食した。残るスープを惜しみながらレンゲで掬いながら口へ運び飲み続けた。昨年東京系の醤油ラーメンを探し続けて色んなところで食べてみたが、この「にぼ昇らぁめん」は今の段階では沖縄で一番食べたいラーメンである。本当に美味しかった！
出来れば、夜も出して欲しいと感じるの私だけでは無いと思うｗ

ご馳走様でしたm(__)m

営業 11:00-23:00
休み なし（以前は火曜日だが今は無し）
住所 沖縄県浦添市仲間1-5-3

【満足度】　★★★★★★★★★☆
【　麺　　】　★★★★★★★★★☆
【スープ 】　★★★★★★★★★☆